きっかけ
職業を住職と名乗るのは躊躇いがあります。
元来僧は世俗を捨て、世間一般の仕事からは離れた出家です。
しかし法人から給与を頂いている以上(税金も天引き。拙寺は厚生年金)職業とされるのも仕方ありません。
お寺の子として生まれましたが、二十代前半までは後を継ぐ気はありませんでした。
目指した年齢
26歳(大学院に通っている最中)ふとしたきっかけで本山の修行にまいりました。
役に立つ習い事
幼い頃は師父の後ろで、経を読んでいました。所謂門前の小僧です。
(役に立ったのは)
・生け華
・腹式呼吸による発声法
この職業はこういう人に向いている!
向き不向きはありません、
志を起こせば、どなたでも仏門を叩く事が出来ます。
印象に残る親のサポート
「後を継ぎなさい」とは、一度も言われませんでした。
好き勝手な学生時代を送らせて貰ったことが、最高のサポートです。
これから目指す人への応援コメント
未来の予測できない時代。
宗教に終わりはないと信じますが、真の存在意義はこれから問われる事でしょう。
プロフィール
「宗教法人 法光寺」 代表役員住職
1953年北海道えりも町生まれ。
明治大学文学部日本文学科修士課程修了。
在学中に休学して、曹洞宗大本山總持寺で修行。
36歳で住職に就任すると共に、曹洞宗特派布教師として全国巡回。
現在に至る。